現在30代、老後の心配なし!「時代錯誤」に喝!
このブログをご覧の方には周知の事実ですが、僕とかもうそのへんにどこにでもいる30代サラリーマンな訳でして、ホント世の中に吐いて捨てるほどいるんじゃないかという、ザ・平凡人間です。せいぜいオプションとしてブログにクズみたいなことを書いているって程度です。このオプション付きの人はもしかしたら少ないのかもしれないけどきっと需要も少ない。
さて、なにやら周囲では僕と同じような世代の人らから、やれ「老後が不安」だの「退職後に生きていけるのか」だのと、お悩みなフレーズが飛び交ってきております。僕らも歳をとってきましたねぇ。
聞くところによると、どうやら年金が減るとか退職金がなくなるとかそういう情報を耳にして、いろいろ心配し始めたよう。「不安だ。贅沢はしなくて良いから、人並みの暮らしはしてたい・・・でも大丈夫なのだろうか」みたいな事を言ってます。
というわけで今日はこれ系の話題。
◆僕らの老後は安心だ
いきなり結論から書きますけど、はっきり言って老後の心配はしなくてOK。安心してください。大丈夫です。
問題なく生きていくことができます。そう言い切れちゃいます。その根拠をこれから書いていきますね。
ちなみに僕は30代サラリーマン、妻、子供もいますし、犬までいます。いろんな人に愛想を振りまくかわいい犬なのに僕の近くでは無駄な動きをせず最短距離でササっと通り過ぎる「あれ?もしかして僕のことちょっと避けてる?」的な気がしなくもないそんな可愛い犬です。って犬の詳細は誰も聞いてないですよね。
僕は上にも書いたとおり、ホントどこにでもいるいち社会人です。安定のクズです。クズメンです。
んなこと書くと「お前はクズかつバカだから心配してないだけ」みたいなことを言われそうですが、クズかつバカに関してはおおむね同意するもののそれと心配するしないは別の話。要は僕みたいなクズスペックの人間でも問題無いということを言ってます。ってかクズとか連呼しすぎ。
◆【超重要】老後収入、そもそもの基本原則
まず大原則。それは「老後の収入は、現在の収入に基づいて決まる」ということ。
これ、きわめて重要です。今の収入が少ない人が、老後になったらガバガバもらえるようなことはあり得ないのです。逆もそう、今それなりにもらってる人が、老後は他の人よりもらえないなんて事もない。
そりゃそうですよね、年金にしろ退職金にしろ、その人の実際の年収に基づいて決まるんだから。もちろんお勤め先がどこかによって金額の違いはあるものの、それは人の運命を分ける程の差ではないでしょう。
つまり「現在の収入が人並みならば、老後の収入も人並みるなる。つまり老後の暮らしも人並みになる」ってわけです。簡単な話です。眼から鱗もクソもない、ごく当たり前の話。当たり前なのに、これがあんまり語られない不思議。
◆【重要】「人並みの暮らし」とは
ここも重要です。わりと軽く「人並みの暮らし」とか書きましたけど、それって具体的にどんな暮らしなんですかね?
朝は自由な時間に起き、軽く散歩をして近所の人とおしゃべり、そして現役時代は時間がなくてできなかった趣味に没頭。そして時折遊びに来る孫を抱き上げる喜び・・・みたいな感じでしょうか。
ハッキリ言うと、これらはすべて「ただの妄想」です。
そもそも30年もの先の「人並みの暮らし」の光景を、自ら描いてる時点でまずおかしい。
「人並みの暮らし」なんてものは、時代が描くものなんです。
あなたが描くものではありません。
◆人々の柔軟性のすごさ
考えてもみてください。今の僕らより上の世代の、いわゆるバブル時代の人たちっているじゃないですか。彼らはすんごい贅沢な暮らしをし、金遣いも荒かったわけじゃないですか。高級車を乗り回し、高級貴金属や腕時計を身につけ、ディスコで踊る?ほんとベタですけど、ホントにそうだったのか一回聞いてみたほうがいい気もするけど。
でも僕らの世代とかそれより下の世代で、高級腕時計が付けれなくてストレスを感じてる人なんています?ディスコに行けなくて悩んでる人います?って、もしかしたら多少はいるかもしれないけど、大多数はそんなこと考えてないですよね?
何が言いたいかというと、僕もお立ち台に登りたいということです。いや違います。
そんなことではなく「時代が変われば、人の暮らしも変わる。んで人は、暮らしが変わることにそれほどストレスを感じない」ということが言いたいのです。
いわゆる適応能力ってやつです。生活が大きく変化しても、それほど大騒ぎすることなく柔軟に受け入れられるんですよ。人って。
◆現代の目線で未来を語ることの「時代錯誤」
現代と未来を比較することは、危険です。正確には、「現代を生きていながら現代と未来を比較すること」は、本当に危険なんです。なぜ危険かというと「時代が変化している」ということを考慮できていないから。
さきほど、人には適応能力があると書きました。周辺環境が変化したら、人はその環境に適応しようとします。ただし、周辺環境が変化する前の時点では、変更後の環境へ適応することなど、当たり前ですができません。言うまでもないですよね。
だから人は未来を考えるとき、現代の感覚・現代の常識を前提にしてしまうんです。そうすると現代と未来のギャップが大きく感じられ、妙に未来が受け入れがたいもののように見えてしまうんです。
でもその時代を迎えれば、それがどんな暮らしであっても、すんなり受け入れてしまえるでしょう。習うより慣れろ、です。お、微妙に合ってるような違ってるような中途半端なことわざ。
「時代錯誤」って言葉あるじゃないですか。これは「時代遅れ」って意味だけではないんですよ。逆の錯誤も成り立つんですよね。
現代の常識でもって未来を見る、ましてや30年なんて先を見るなんてのは、見事なまでの時代錯誤と言えます。
金を湯水のように使って豪遊していたバブル時代、そこから今まで30年も経っていないのに、誰もが今の時代にあっさり適応できちゃってること、それを忘れないでくださいね。
◆生活レベルは余裕で下げられる
もしかしたら30年後の「人並みの暮らし」は、現代の暮らしより貧しいかもしれないですね。
こんなことを言うと「生活レベルを下げたくない」と思う人もいると思います。
でも、生活レベルを下げるのって、そんな辛いことですかね?
今より生活レベルが下がったって、それがその時代の「人並み」であれば、別に恥ずかしくもないし、辛くもないじゃないですか。比較する相手が、自分と同等なんだから。自分だけが落ちてくわけじゃないんだから。
先ほど書いた適応能力・時代錯誤の話と同じです。今の生活レベルを前提にして未来を見ないこと、その時代が来たらその時代に合った暮らしを送れば良い、それだけです。シンプルですが、これ重要ですよ。
◆で、今の自分は「人並み」なのか?
今の収入が人並みかどうかは、税務庁のHPを見ればすぐわかります。世代別の収入とかが載ってますからね。
これを見れば、果たして今の自分の収入は平均的なのか、どのくらいの位置にいるのかってのはすぐわかります。
収入が人並みもしくはそれ以上であれば、あなたの老後は安泰です。心配不要。
もし、今の収入が人並みに足りてなければ、こんなクズみたいなブログ見てないですぐ働きましょう。今働きましょう。今です。動くべきは今です。
大事なのは、こういった事実情報をしっかりつかむ事です。くれぐれも、この辺の情報を抑えないままどこかの保険会社とかの都合に合わせて作られた「老後に必要な資金」とか見て落ち込むなんてのはやめましょうね。
◆あなたが生きてるのは今しかない、目を向けるべきは「今」
さ、ちっとはラクになりましたか?
少しでもラクになったなら、ムダに未来を憂う時間をなくし、その時間を重要な「今」を充実させるために使いましょう!僕らが生きてるのは未来でも過去でもなく、今なんですから。今への投資がもっとも価値ありますよ。
毎日毎日、その日その日を楽しむこと。命尽きるその日もその感覚でいれば、それすなわち一生楽しく暮らせたってことです。
もっと今を精一杯生きましょう!
おぉぉ?何やら真面目感が漂ってるような・・・
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