The・雑記

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ブログ訪問者ゼロを目指せ!アクセスダウン大作戦!

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世の中の一流ブロガーさんの記事には、やれ「アクセスアップ講座」だの「アクセスを増やすたった30の方法」だのと、「いや『たった』なわりに30とかなかなかのボリュームですよね」と言いたくなるようなタイトルが溢れかえっています。

でも逆に、「ブログの訪問者はこう減らせ!」とか「実践!アクセスダウン虎の巻!」みたいなタイトルに出会ったことはない。それはすなわち、アクセスダウンは今時点でまだ方法論が確立しておらず、未開の地だからということに他ならない。

今回は、このアクセスダウンをいかに実現するか、考えてみたいと思う。ゼッタイ需要ないともうひとりの自分が言ってる気がするけどおそらく幻聴だろう。

OK BlueOK Blue / sylvar

◆なぜアクセスを減らすのか?

今の僕のブログのアクセス数はゼロだ。だから僕は好き勝手にクズみたいなことを書いていられる。
しかし今後もしアクセスが増えてきたりすると、こんな僕も人目を気にするようになり、気が付けばクズ満載だったはずの文章が、やがて大衆に迎合したクズ文章になってしまったり、クズ感をわかりやすく伝える文章になってしまったりするかもしれない。そう、かつて尖っていたクズは次第に角が丸くなり、つまらないクズになってしまうかもしれないのだ。尖ったクズってどういう存在なのか自分でもよくわからないけど。

今や1日に数万のアクセスを誇る有名ブログも、最初はアクセス数ゼロだったはず。しかし徐々に有名になるにつれ「有名ブログらしい文章」を書いてはいないだろうか?その結果、ブログにおける自分と現実の自分とのギャップにストレスを感じてはいないだろうか?あの頃は、ホントに好きなことも書けたなぁ。クズみたいなことも書けた。クズだった。そんなあの頃に、ふと戻りたい。心の奥底で実はそんなことを思っているのではないだろうか?

しかし一度増えてしてしまったアクセスは、そう簡単に減ってはくれないのが現実だ。あの頃には、もう二度と戻れないのだ。そう思って涙するブロガーも多いだろう。

今回のこの記事は、未来の自分、そして同様に苦しんでいるブロガーを救うためのものとなるかもしれない。

うん、改めて自分で意味がわからない上に、自分の人生においてここまでクズとか連呼したこともない。

◆アクセスダウンとは

アクセスダウンとは何か。その答えはアクセスアップよりも簡単。一見さんやリピーターを問わず、要は「アクセスされない」ようにしていくことだ。

ただし条件がある
・ブログ閉鎖とかは記事全削除なんかは反則
・今までやってたSEO的な設定とかはそのまま
・放ったらかすなんてのも禁止。更新頻度は変えない

そう、逃げるようなマネは禁物。あくまでブログと向き合う姿勢は崩さない。
その上でアクセス数は減らす。すなわち「誰も読まない記事」を作り続けていくのだ。


◆「誰も読まない記事」作りにおけるポイントはシンプル

ではこれから、具体的なアクセスダウン方法の考察に入る。
「誰も読まない記事を作るには、つまらない記事を書けば良い」そう思う人もいるだろう。しかしそれは間違っている。
考えてもみてほしい、面白かろうがつまらなかろうが、記事を読まれたということは、アクセスされたということだ。そう、既にアクセスを得てしまっている。それでは意味がない。アクセスされた時点で手遅れなのだ。
つまり、アクセスダウンにおいて記事の文章の工夫など何一つ意味を成さない。やれアイキャッチだの、やれ文章の段落わけだの、やれ最後にまとめを作るだの、そのへんのテクニックは必要ない。ってかアクセスして欲しくないのにアイキャッチとか笑止の極み、もはや何をしたいのかすらわからない。

いかにアクセスされにくいページにするか、とは言い換えればすなわち「いかにクリックされにくいページにするか」なのである。アクセスダウンのポイントはこの一点に尽きる。


◆アクセスダウンに最適なタイトルは?

言い回し的にはありがちな見出し、だけど言い回し以外が全般的に間違っている。

勘の鋭い人ならここで気付いただろう。クリックされない記事作りにおいて、肝心なのは記事のタイトルだ。なんとも皮肉なことに、アクセスアップで重要といわれるポイントは、アクセスダウンにとっても最重要ポイントなのである。

ここでいかに魅力を減らすか、「クリックしてみよう」という気を起こさせないか。アクセスダウンの成否はここで決まる。

しかしこれは簡単ではない。なぜなら人の興味は千差万別誰がどんなことに関心を持ってインターネットを利用しているかなど、知り得ることはできないからだ。自分にとってはなんら価値のない情報であっても、それを知りたくてたまらない人もまた一定数いるものなのだ。

ならば、多くの人が嫌がりそうなこと・不快になるような言葉をタイトルに書いた場合はどうだろう?それは絶対に避けるべきだ。なぜならば目立ってしまうから。いったいどんなことが書かれているのか?とクリックされてしまう可能性がある。挙句の果てにタイトルが不快すぎたあまりに人々の反感を買ってブログ炎上などという展開になったらそれこそ目も当てられない。アクセスダウンしたくて史上最高アクセス記録を樹立とか快挙なのかなんなのかわからない。

では、なんでもないタイトルにしたらどうだろう?
いくつか例を挙げてみる
「今日の話」うん、気になる。あなたの今日にどんな出来事があったのか気になる。クリックしてしまう。
「なんでもないこと」気になる。いかなる内容をどういった視点でなんでもないと思ってるのか気になる。クリックしてしまう。
「テキトーに書きます」気になる。テキトー具合が気になる。もしかしたら適切に真っ当な方の適当かもしれない。気になる、クリックしてしまう。

そう、クリックを避けるタイトル作りは難しいのだ。あらゆる人の琴線をかいくぐるのは、そう簡単なことではない。

上記のタイトルがなぜいけないか。なぜクリックされてしまうのか。その理由は「解決していない」からだ。要は何を伝えたいのか、その疑問が解決できていない。だから人はその疑問を解決しようと思い、そのタイトルをクリックし内容を読もうとしてしまうのだ。
タイトルより先に踏み入れさせてはならない、そのためには、タイトルの時点で完結している必要がある。

タイトルをつけるポイントが見えてきた。
・興味を持たれそうなキーワードは使用しない
・不快な言葉など、刺激のある言葉は使用しない
・タイトルで完結させ、疑問を残さない

しかし実はこれだけではない、タイトル付けにはもう1点きわめて重要なことがある。

上記を踏まえてこんなタイトルを付けたとしよう。
「今日コンビニで買って食べた弁当、味的にはたいしたことなく、なんともコメントしようがない」
なかなか秀逸だ。あまりにありふれたできごとだし、新たな発見もない、感想もないことまで伝わり、見事に完結している。これはクリックする価値がない。強いて言えば「それブログじゃなくてツイッターで書くことじゃね?」ってくらいだろう。

しかしここに重大な見落としがある。
上記のタイトルが、「新着ブログ」のコーナーなどにどのように表示されるかというと、
「今日コンビニで買って食べた弁当、味的にはたいしたことなく、なんと・・・」
そう、表示範囲の制限により、タイトルが自分の意図しないところで切られてしまうのだ。「なんともコメントしようがない」というやる気ゼロの文章も、切る場所ひとつで「なんと・・・」と、人の気を惹くつもり満々のフレーズに化ける。これではクリックしてくださいと言ってるようなものだ。
そう、戦いのフィールドがタイトルであることを忘れてはならない。文字数が長いのはアウト。先ほどの上記を満たした上、短くなければならないのだ。


◆アクセスダウン向けタイトルを考えてみた

アクセスダウンのためのタイトル作成、その難しさをお分かりいただけただろうか。

難しい難しいというのは簡単だ。しかしそれだけでは、物事は何一つ先に進まない。
僕は考えに考え抜いた。あらゆる案を思いついては自ら却下する、そんなことを繰り返し、最終的にこんなタイトルにたどり着いた。

「5日前は6月1日でした」

これだ。あまりにどうでもいい。簡潔かつ完結している←韻を踏んだぜ
5日とか過去のさかのぼり具合も中途半端。「はぁそうですか」としか言えない。何も得るものを感じさせない。スルーせざるを得ない。今時点これが考えうる最高のタイトルだ。

このタイトルには実はもう1つ大きなメリットがある。それは「安定的に続けることができる」という点だ。これはきわめて重要。先ほどの厳しい条件を満たしたタイトルを都度考えるのは困難を極める。しかし今回のこのタイトルの主軸は日付。日付は毎日変わる。毎日訪れる。これほど未来永劫使いまわせるタイトルもないだろう。

記事本文には、5日前に過ぎ去った6月1日が、いかに6月1日感に溢れていたか、6月1日的だったか。自身が味わった『ザ・6月1日』的なクズみたいな記事を書けばいい。思いっきり書いていい。誰からもアクセスされないあなただけの空間がそこにある。そこで解き放たれた本当の自分と真の対話を行い、忘れていた自分を取り戻しすことができるだろう。

また良いタイトルが思いついたら、この記事を更新していきたい。


◆あなたのアクセスダウン術、大募集!

自分流アクセスダウン術を公開しても良いよという方。あるいはもっと良いタイトル思いついたなんて方がいらっしゃいましたら、どしどしご連絡ください。全然関係ないムダ情報を思いついたからついでに紹介したい的なのも場違い感ありますけど大丈夫です。

 

ビバ・無駄!

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