The・雑記

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イクメンを見間違ったりいろいろ間違ってる人たちと僕

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イクメン議論が盛り上がりを見せているようです。

トピック「イクメン」について

さて僕はイクメンって非常に危険だと思っていて、何が危険って別に父親が子育てをすることを反対してるわけでは決してなく、むしろそういう流れには賛成している側の人間です。

何が危ないって「イクメン」って文字面が危ない。ぱっと見「イケメン」って見えてキャーとか発狂した女子が喜び勇んでクリックしてみたら何のことぁないどこにでもいる子持ちのおっさんでしたみたいな展開になっちゃう事が多いわけですよ。もうそこで1ガッカリなんですね。いや完全なる見間違いなんで見間違われた側に何一つも非はないんですけども。なんだよちくしょうイケメンじゃねぇじゃねぇか的スタートを切ってしまった以上なかなかその流れをプラスに持ってくのが難しい。またそこでそのイクメンイクメンかつイケメンという豪の者であれば挽回の余地もあるでしょうがなかなか天は二物を与えない。ってか既婚者だしとか言われて無意味にディスられる始末。いや完全な見間違いなんですけども。

でもやっぱりこの2つの言葉って敢えて字面を似せたと思うんですよね。正確には後発のイクメンがわざとイケメンにフレーズを似せてきたと思ってます。育児に積極的に関わる父親に対する世間の関心を高めさせ、より父親を育児に参入しやすくさせる。そして育児に関わる父親の認知度を上げ・・・というプラスのスパイラルを築き上げていこうというイクメン側の戦略的な思考により、敢えてこういう名称にしてきたんだろうなと見て取れます。

しかし「イケメン」が持つブランド力ってのは相当なもので、そこにはやれ小栗旬だの向井理だのといった唯一無二の本気メンバーが名を連ねるわけです。そんな雰囲気もあってイクメンって言葉だけ見ると「もしかしたらカッコイイかもしれない」とか的ハズレな想像をする輩がいるわけですよ。ところがどっこいそこに現れるのは未紛うことなくおっさんですからね、服装などは機能や耐久性が重視され大衆衣料店で購入されたものでスタイリッシュさなど無縁、中には良いパパ過ぎて幸せ太りとかしちゃってたりするのまでいる始末。的ハズレどころかそもそもそっちの的なんか向いてませんでした状態。このギャップがでかいわけです。

イクメンって言葉はそれなりに社会に浸透しました。これは非常に歓迎されることだと思います。あとの課題はイケメンとの見間違い防止およびイメージ誤認をいかに少なくしていくか、そこの取り組みに力を入れていくべきでしょうな。より良い社会になっていくことを心から願っております。

というわけで盛り上がるイクメン議論に一石を投じてみた。未紛うことなく的ハズレな一石を。

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