共通化、標準化、効率化 クルマ業界のいい動き
はい今日もニュースを拾って食いついてますよ奥さん。もはやこっちをブログの主流にしてしまおうかとかちょっと頭をよぎっちゃったりする自分の主軸の脆さがなかなか嫌いじゃないです。
今回紹介するニュースは、このブログでも主テーマにあげてる「効率化」に関連した内容です。
クルマ全14社、部品の仕様統一 欧州勢に対抗 :日本経済新聞
うん、なるほど。いわゆる標準化によるコスト削減の考え方ですね。個人的にはこういう動きは非常に賛成。
クルマって生活必需品でもあり嗜好品でもあるという両面を持ってますが、やっぱり重視したいのは安全性などの性能ですよね。次いでデザインでしょうか。なのでそういうところは各社どんどん競ってけばいいと思います。
ただ一方で、クルマは数え切れないほどの膨大な数の部品が使われてるわけで、その中には競争に値しない部品なんかもあると思ってます。そういうところは各社がそれぞれで仕様決めやらなんやらするんじゃなくやるんじゃなく、共通化してしまえばいい。
今までも、各社の内部では部品の標準化とか工程の標準化とかは行われてたと思います。でも会社の敷居を超えた連携、特に競業相手との連携なんてのはなかなかやれるものではなかったと思います。
でもこれはうまく実現されれば大きくコストを下げれるわけですので、国際競争においてやる価値は非常に大きい。意味のある取り組みを始めたなと感じてます。
標準化を進めるにあたり最も肝になるのは「"標準化しないこと"は何か」をきちんと見極めることだと思います。標準化すべきでないことを標準化してしまったばかりに、それが足かせみたくなっちゃって魅力がなくなるなんてのは悲劇ですし。かと言って遠慮し過ぎたらそれはそれで標準化活動の意味がなくなってしまう。
あとは各社がきちんと「国際競争力を高めるんだ」という目的をきちっと共有することですね。こっそり出し抜いてやろうとか思いながら参加してたら、きっといい形では決まらないでしょう。
というわけでなかなか面白い取り組み。今後の進展に期待ですな。
あれ、真面目な文章になってしまった気がする。おい大丈夫か自分
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